親子で読書コーチング

2児の母でもあるライターが、おすすめ本や子どもの学力アップのための情報などをご紹介します。

お金をかけずに成績を上げる「自宅学習」のすすめ方②テスト対策も授業の受け方も効率よく!

こんにちは!

前回は、【お金をかけず成績を上げる「自宅学習」のすすめ方①】をご紹介させていただきました。 

 

hasemari.hatenablog.com

 


 今回はその続きで、教育YouTuber、葉一(はいち)さんの著書から気になった部分をピックアップしながら、わが家の場合などもご紹介させていただきます。

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学習計画について

無料で授業動画を配信されている、教育YouTuberの葉一さん。YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」のわかりやすさやコンテンツの充実ぶりは驚異的です。
自宅でこれらの動画を見ることで、苦手な単元を克服できたり、テスト対策ができたりするので、成績が伸び悩んでいる中学生をお持ちの親御さんは、お子さんにすすめてみてくださいね。

そして、動画とともにぜひ活用したいのが、葉一さんが書かれた自宅学習の解説書ともいうべき1冊。

 

塾へ行かなくても成績が超アップ!

自宅学習の強化書

葉一・著 フォレスト出版

この本では具体的に勉強の取り組み方などを教えてくれますが、まず大切なこととして「計画の立て方」をあげています。塾へ通う場合は塾の先生が、どんな勉強をどういうふうに、どのくらいやるなどと指示してくれると思いますが、自宅学習の場合は、自分で考えてやっていかなくてはいけません。

「学習計画」でいうと、

  • 長期計画(高校受験まで)
  • 中期計画(定期テストや実力テストまで)
  • 短期計画(1日単位や1週間単位)

の3段階にわけて勉強していく方法が紹介されています。
この「学習計画」が自分で考えられる子や、計画や勉強法のアレンジが自分でできる子は、「自宅学習で成果を出せる子」です。

一方、学習計画が立てられない子、自分がどこを勉強すればいいのかわからない子などは、自宅学習が上手くいかず、成績も伸びません。親御さんは、お子さんがどちらのタイプなのかを見極めることがとても重要だと思います。

わが家の場合、長男は小学生の頃からわりと自分で勉強するタイプ。中1までは進研ゼミで勉強し、「学校の授業やテスト範囲と進度が合わない」といって退会。中2からは自分で参考書やワークを買ってきて勉強していました。中3の受験前は、理数系の専科を受験するため塾に通いましたが、基本的に勉強はほぼ本人に任せています。

一方、次男は勉強よりも運動が得意なタイプ。前回も書きましたが部活やクラブ通いで時間がないので、勉強も効率よくやっていかないといけません。なので、私が要所要所で勉強の進度などをチェックして、方向性をつけています。兄弟でも勉強の仕方や親の関わり方は全然違いますよね。

教科別テスト対策 

中学生の勉強で、やはり一番気になるのは「テスト対策」ではないでしょうか。教科別に少しポイントをご紹介します。

【数学】

・ワークを反復学習する。余裕で解けた問題は繰り返しやる必要はなく、一応解けたけど自信がない問題や全く分からなかった問題を繰り返しやる。

・平均点を目指すなら、難しい発展問題は“すて問題”にしてやる必要なし。基礎と応用をしっかりやる

 

【英語】

・英単語の暗記は日ごろから日課として取り組む。

・中学校で習う文法はそれほど多くないので、テスト前にざっと復習する。

 

【国語】

・文章題は一度問題を解いて解答・解説を読めばそれでOK(解説はしっかり読み込む)

・漢字や文法は繰り返しやって覚える。

 

【理科】

・暗記だけでなく「実験」も需要。実験は「目的」「結果」「実験器具」をセットで覚え、「注意点」もチェックしておく。

 

【社会】

・暗記は重要だが、暗記するだけだと「テストの点数が伸びない」という落とし穴があるので、暗記とその後の演習問題をセットにして覚える。

・用語の覚え方は、関連する出来事などを“マインドマップ”に描いて覚えると分かりやすい。

 

実際に塾講師として、いろんな生徒に接してきた葉一さんの経験に基づくアドバイスは、「なるほど」と思うものが多く参考になります。

効率的な学習習慣

この本には、普段の学習のちょっとした工夫で成績を上げていくコツなどもいろいろと出ています。

例えば、学校の授業の聞き方。ただ先生の話を聞いたり、板書をノートに写したりするのではなく、「家で復習する箇所」をチェックしながら授業を受けるといいそうです。それだけで集中力が上がって眠気も起きにくくなりますし、家に帰ってから「どこを復習するか」を考えなくていいので、すぐ勉強に取り掛かれます。

さらに、「どこがテストに出るか」を予想しながら授業を聞くのもいいそうです。ゲーム感覚で「先生を攻略する」つもりで授業を聞くのも一案。普段の授業で効率よくテスト対策もできます。

これらの授業の聞き方は、普段からあまり勉強時間がとれないわが家の次男にはしっかり身につけてほしい方法だと思い、「ちゃんと(この本を)読んどいてね!」を声をかけました。連日、遅くまでクラブの練習に行っていて、授業中はウトウト・・・なんて、成績は下がる一方ですよね!塾に通えない分、学校の授業をしっかり活かしてほしいと思ってます。

また、暗記の仕方として、①夕方②寝る前③次の日の朝④さらに翌日、の4セットでやると定着率が上がる、とか、教科書で勉強したら演習問題をセットでやり、丸付けはすぐにやる、など、具体的で参考になる学習習慣がいろいろ出ています。
仮眠の取り方やスマホとの付き合い方なんかも、子どもへの声掛けの参考にさせていただいています。

保護者の心構えとして

子どもが中学生くらいになると、勉強だけでなく、普段の生活態度なども親からすると気になる点が多々あって、つい口出ししてしまったり、言い争いになったり、なんてこともありますよね。

葉一さんの本には、最後に、中学生の保護者に向けても親身であたたかい文章が寄せられています。

反抗期の子どもには、近づきすぎず、離れない、“ほどよい距離感”で接すること。「普段は無理に近づかないけど、何かあれば言ってね」というスタンスでいるのがよいそうです。

それが、この年頃の子どもにとって「安心感」につながると葉一さんは言われています。わが家でも“ほどよい距離感”を心がけたいです。



また、葉一さんのインタビュー動画では、保護者のかたから感謝のメールをもらったことに触れられていました。そのかたのお子さんは不登校で、学校で授業を受けられなかったので葉一さんの授業動画を見て勉強していたそうです。そして保健室登校でテストを受け、高得点を取って無事に卒業することができた、とのことでした。

 

まとめ

葉一さんの授業動画や書籍は、経済的な理由で塾に行けなかったり、成績が伸び悩んでいるお子さんやその親御さんにとって、最大限に活用したいアイテムですよね。

また、不登校に悩んでいるお子さんや親御さんたちも救っていると知り、なかなか感慨深くです。「葉一さんって、すごいな~」と改めてファンになってしまいました。

今後も、親子で動画や本を活用したいと思っています。
皆さんにも参考になりましたら幸いです。

 

今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

 

お金をかけずに成績を上げる「自宅学習」のすすめ方①無料の授業動画を活用しよう!

こんにちは!
今回は、塾に行かず、自宅での勉強で成績を上げる方法についてお伝えします。
(長くなりますので、2回に分けてお伝えします。)

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中2次男のテスト勉強

次男の中学校では、6/11に1学期の期末テストが終わり、結果も返って来ました。他の中学校より少し時期が早いようですが、うちの中学校では、1学期は中間がなく期末テストだけ。なので、期末としては少し時期が早いようです。(結果は「まずまず・・・」といったところです。)

次男は中学校の部活(卓球部)以外に、小学生の頃から卓球のクラブチームに所属しています。平日はだいたい週3日(試合前には週5日の時も)、放課後に3時間練習しているので、帰宅は夜10時すぎになります。土日も練習か試合があるので、ほぼ卓球づけで塾に行く時間はありません。

でも、「スポーツだけでなく勉強もちゃんとしてほしい!」というのが小学生の頃からのわが家の方針なので、学校の授業や提出課題はちゃんとマジメにすること、テスト前は練習をセーブしてテスト勉強に取り組むこと、を常々言いながら、学校・部活・クラブをなんとか両立させています。

わが家の教育方針

息子2人が小さい頃からのわが家のモットーは、「なるべくお金をかけずに賢い子に育てる」ということ。長男も次男も、幼児から小学生の間は通信教材(チャレンジやポピー)を使っていて、幼児教室や学習塾には通っていませんでした。

その頃、私は地域情報誌の取材(ライターをしていました)で、大手の幼児教室などに行く機会がよくありました。そこで、「家でもお金をかけずに幼児教室のような知育ができないか」と思い、授業の様子や先生のお話、使われている教材などを参考にして自身の育児に取り入れていました。

市販でも、安くてよくできた知育玩具がいろいろありますよね。「楽しく遊びながら学ぶ」というスタイルは、特に長男によく合っていたようで、無理なく学力を伸ばせたのではないかと思っています。もともとわが家では2人とも中学受験をする予定はなかったので、高学年になっても学校の勉強ができていればOKというレベルですが。
(また、この頃の様子などもご紹介したいと思っています。)

 

教育YouTuberという存在

そんな感じで、わが家では「なるべくお金も時間もかけずに勉強する」ということが最重要課題となっています。

塾に行かず、自宅学習(家庭学習)で成績を上げるということは、一昔前は、「よっぽど自分で勉強ができる子じゃないと無理なんじゃないの?」という感じでしたが、今は力強い助っ人がいます。

教育YouTuber です。
ご存じのとおり、YouTubeで教育動画を配信している方たちで、小学生向け、中学生向け、高校生向け、受験生向けといろんなコンテンツがありますが、一番有名で人気なのは、「とある男が授業をしてみた」というYouTubeチャンネルを配信している
葉一(はいち)さん ではないでしょうか。

葉一さんの授業動画は2000本以上あり、もちろんどれも無料で見ることができます。小中高の主要教科とその単元を広くカバーしていて、 葉一さんのHP「19チャンネル」では動画に出てくる問題を印刷することもできます。
(葉一さんの授業動画を見るときは、YouTubeで「とある男が授業をしてみた」と検索してくださいね。学年別・教科別でたくさん動画が出てきます。)

次男も、テスト勉強で葉一さんの動画を見て復習していました。私も見てみましたが、ホワイトボードの板書がとてもきれいでわかりやすく、繰り返し見たり、わかる部分は飛ばしたり、早送りしたりして自分のペースで見れるのもいいな、と思いました。

わかりやすい授業動画がいつでも自宅で見れ、しかも無料なんて、「塾の先生泣かせ」のYouTuberですよね。実際に、動画配信を始めた頃は、教育関係の方々からたくさんバッシングされたそうです。



YouTubeでは葉一さんのインタビュー動画も見れます。授業動画を配信しようと思ったきっかけ(家庭の経済状況によって塾に通えない子がいること)や、ご自身が中学生の時にいじめにあっていたことなども語られていて、葉一さんの考えや人柄がよくわかる内容になっています。

効果的な自宅学習法

葉一さんの授業動画は、お金をかけずに自宅学習をする上でぜひ活用してもらいたいのですが、より効果的な自宅学習をすすめる上で読んでおきたい本があります。

塾へ行かなくても成績が超アップ!

自宅学習の強化書

葉一・著 フォレスト出版

塾講師でもあった葉一さんの著作で、自宅学習で成績を上げ、志望校(高校)に合格するための勉強法や、授業動画の活用の仕方などが解説されています。

中学生がメインターゲットですが、勉強法としては小学高学年くらいから取り入れられると思います。

教科別のテスト勉強のやり方、学習習慣や集中力のつけ方なども具体的に教えてくれるので、「どうやって勉強したらいいのかわからない」「勉強してるのに、なかなか成績が上がらない」という中学生は参考になるはずです。

巻末には、中学生の保護者向けのメッセージもあるので、親御さんもまず読んでみてくださいね!

まとめ

お子さんの自宅学習が上手くいくか、また、塾に行かず自宅学習だけで成績が上がるかは、お子さんの性格や学習レベル、家庭環境、生活スタイルなども影響してくると思います。

親御さんはまず、お子さんの状況をきちんを把握することが大切です。自宅学習が上手くできない場合は塾の方が合うのかもしれませんが、その場合も葉一さんの本は参考になると思いますので、一読をおすすめします。


まだまだこの本の内容をお伝えしたいのですが、長くなりますので、次回にわけてご紹介させていただきますね。
今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

 

「うちの子、他の子より敏感」と思ったら“HSC”を疑ってみて。「ひといちばい敏感な子=HSC」と不登校・行きしぶりについて

こんにちは!先日のブログでは、繊細さん(HSP=Highly Sensitive Person)と繊細さんに役立つ本について紹介させていただきました。

 

hasemari.hatenablog.com

 


今回は、HSPの子ども版であるHSC(Highly Sensitive Child)についてご紹介させていただきます。

 

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HSCについて

 HSC(Highly Sensitive Child)という言葉は、アメリカの心理学者であるアレイン・N・アーロンさんが提唱した言葉で、「ひといちばい敏感な子ども」という意味の言葉です。その定義は「感覚や人の気持ちに敏感で傷つきやすい子ども」で、大人の場合はHSPHighly Sensitive Person)と呼ばれています(HSPもアーロンさんが提唱した言葉です)。

 

「感覚が敏感すぎる」「人の言動にすごく傷つく」「他の兄弟よりも育てにくい」と親御さんが感じるお子さんの場合、「もしかすると、HSCなのかも」と疑ってみたほうがいいかもしれません。

 

HSCは生まれつき持っている性質を表した言葉なので、病気や障がいではありませんが、子育てを一生懸命されているお母さんの中には、「私の育て方が悪かったのかも」とか「病気なのかな」と心配したりするかたも多いと思います。

「5人に1人はHSC」と言われているように、多くの子どもが持っている性質なので、「自分のせい」と思ったり、ネガティブに考える必要もありません。

でも、HSCに当てはまりそうなお子さんの場合は、親御さんや幼稚園・学校等の先生方が接し方を変えてみる、専門家に相談する、など早めに対応をとったほうがよいと思います。

 

【参考サイト】

conocoto(コノコト)「ひといちばい敏感な親子HSC&HSPのへのハッピーアドバイス」明橋先生の子育て相談室

 

人気の子育て本から

「うちの子、HSCなのかな?」と思ったら、こんな本を読んでチェックしてみてください。

 

HSCの子育てハッピーアドバイス

HSC=ひといちばい敏感な子

明橋大二・著 1万年堂出版

ご存じのかたも多い人気の子育て本「子育てハッピーアドバイス」のシリーズ本です。

HSCかどうかがわかるチェックリスト、HSCの4つの性質、親も子もラクになる対応方法などがわかりやすく掲載された“HSCの解説本”です。シリーズを通じて定評のある明橋大二先生のあたたかいアドバイスや、可愛いイラストに、きっと心が軽くなるはずです。

 

また、ご自身もHSCを育てている太田知子さんが描かれた4コママンガ集も、とても読みやすいと思います。明橋先生のアドバイスもたくさん掲載されています。

 

HSC子育てあるある うちの子はひといちばい敏感な子!

太田知子・著 明橋大二・監修 1万年堂出版

 

 

「子育てハッピーアドバイス」が最初に出たのは2005年でかなり前ですが、いまだに人気があり、職場の書店でも数種類揃えています。

  • 子育てハッピーアドバイス①~③
  • 0~3歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス
  • 3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス
  • 忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
  • 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方①~②
  • 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方③小学生編
  • 10代からの子育てハッピーアドバイス
  • 知っててよかった 小児科の巻

などのシリーズがあり、他に食育編や孫育て編などもあります。

このシリーズには、私も息子たちが小さいときにはかなり助けられました(最初の「子育てハッピーアドバイス」の中に、“お母さんが幸せでないと、子どもは幸せになれない”というような言葉があり、「まず自分が幸せになろう!」と思いました・・・)

 

不登校や行きしぶり

新学期が始まってしばらくたった頃の5~6月は、不登校や行きしぶり(「学校に行きたくない」というお子さん)が増えるそうです。

 

不登校のお子さんの中には、HSCの傾向がある場合も多いようです。他に、発達障がいや、最近では「朝どうしても身体がだるくて起きられず、午後からは元気になる」という症状がでる“起立性調節障害”のお子さんも、学校に行けない原因がわからず不登校になってしまうことがあるという話を聞きました。

いずれにせよ、お子さんのことをよく観察したり、話を聞いたり、専門家に相談したりして、早めに対応してあげたほうがいいのかなと思います。

 

わが家の次男の場合

参考までにわが家のお話をすると、今、中2の次男が小1の頃、毎日ではないのですが週の半分くらい“行きしぶり”の状態でした。「学校に行きたくない」と言うのではなく、「行かない!!」と言って登校時に玄関のドアにしがみつくような状況だったので、私もかなり悩みました。

 

行きたくない理由は、「学校で何をするかよくわからないから不安」「音楽のテストでうまく鍵盤ハーモニカができそうにないからイヤだ」「体育のダンスで友だちに笑われそう」などというものが多く、「そんな理由では休むことはできないよ」と言って、私が学校まで付き添っていました。

 

今思えば、人より不安感や緊張感が強く、人の目が気になっていたようなので、少しHSCの傾向があったのかな、と思いますが、その当時はそんな言葉も概念も知りませんでした。結局、本人がいろいろと経験したり失敗したりするなかで、「大丈夫だ」と思えるようになり、2学期の10月からは毎日ちゃんと自分で登校できるようになりました。

適切な対応方法はそのお子さんによって違うと思いますが、悩んでらっしゃる親御さんがたの参考になれば幸いです。

 

 

今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

あなたは繊細さん?「気にしすぎかな」と思ったときに読みたい本とHSPについて

こんにちは!梅雨時ですが、私の住む地域は今日はとてもいいお天気で、洗濯もはかどります。気分は上々ですが、最近は更年期障害も影響しているのか、なんだかイライラしたり、気分が落ち込んだりすることも・・・

なので今日は、メンタル面のサポートに役立つ本などをご紹介します。

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アスリートのメンタル

最近、テニスの大坂なおみさんのことがいろいろと報道されていましたね。試合後のインタビュー拒否に関する騒動のあと、ご自身の症状(うつ病に苦しまれていたそうです)を公表されました。アスリートのメンタルサポートやメディアとの関係など、今後改善していかないといけないことが多い、ということを周知させる出来事だったのではないかと思います。

 

なおみさんほどのトップアスリートのストレスは、私の想像の域を超えるほどだと思います。さらに、なおみさんの周囲のかたによると彼女は「とても繊細な人」らしく、ご自身も「メディアで自分のことを話すのは苦手」と言われています。そんな中でずっとがんばってらしたんだな~と思うと、なんかせつなくなりますね・・・ゆっくり休んで、また元気な姿を見せてほしいです。

 

あなたは繊細さん?

周りの人に必要以上に気を使いすぎたり、いろんなことが気になってクヨクヨしすぎる人のことを、最近では“繊細さん”という言葉で表現することがあります。これはベストセラーになっている下記の本の影響が大きいようです。

 

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる

「繊細さん」の本

武田友・著 飛鳥新社

 

ご自身もHSPであり、日本でも珍しいHSP専門カウンセラーである著者による本で、多くの人に「私、“繊細さん”だったんだ!!」と気づかせたベストセラー本です。職場の書店でもよく売れています。

 

 

HSPとは?

HSPは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字をとった略語。「生まれつき非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人」のことをこう呼びます。

最近では5人に1人が繊細さん(=HSP)らしく、

  • まわりに機嫌が悪い人がいるだけで緊張する
  • 相手が気を悪くすると思うと断れない
  • 細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる
  • 疲れやすく、ストレスが体調に出やすい

というような傾向がある人は、“繊細さん”である可能性が高いそうです。この本には考え方や対処法など「超・実践テクニック」が詰まっているので、読んで「人間関係や仕事がラクになった」という人が多く、いろんなメディアでも取り上げられています。

「神経質」とか「完璧主義」と言われるとイヤな気がしますが、「繊細さん」という表現はやわらかく、「私、繊細さんだったんだ」と肯定しやすくなりますよね。

ちなみに私自身は、若干周りを気にする傾向はありますが、本来がマイペースでいい加減な部分もあるので、“繊細さん(HSP)”ではないかな、と思っています。

 

 

SNSが気になる人は

繊細さん(=HSP)ではないけど、SNSで幸せそうな人や楽しそうな人を見たときに嫉妬してしまう、周囲の言動に振り回されて気疲れしてしまう、という人はこちらの本のほうがあうかもしれません。

 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

jam・著 名越康文・監修 サンクチュアリ出版 

 

すでに大ヒット本になっているのでご存じの人も多いと思いますが、いまだに職場の書店でも売れていて、よく品切れになります。

  • 嫌な人や苦手な人がいる
  • 理不尽な目にあって、忘れられない
  • SNSで人の幸せに嫉妬してしまう
  • SNSに書かれている悪口が、自分のことに感じる
  • みんなにいい人を演じて疲れる

という人の心がちょっと軽くなるような、考え方のヒントが満載です。可愛いネコちゃんのイラストや4コママンガにも癒されます。

相手の言動にクヨクヨして落ち込んでても、多分その相手はまったく気にせず「パフェでも食ってるよ」。この本のタイトルにもなっていますが、考え方をちょっと変えるだけで、気持ちがグンとラクになります。SNSネイティブで友だち関係に悩みがちな小学校高学年~中高生にもいいかもしれません。この本はシリーズもたくさん出ているので、親子で読んでみてくださいね。

 

 

今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

また機会があれば、HSPの子ども版、HSC(Highly Sensitive Child)についてもご紹介したいと思っています。

子どもの『語彙力』を伸ばすには?インプットとアウトプットを繰り返して楽しく!

こんにちは!今日は、話題のドラマ「ドラゴン桜」でも取り上げられていた『語彙力』をつける方法についてお伝えします。 

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連想ゲームで楽しく

学力を伸ばすためにも『語彙力』をつけることは重要な要素ですよね。先日(5/23)に放送された「ドラゴン桜」では、語彙力をつける方法として、“ゲーム”をすることを薦めていました。

ゲームといってもTVゲームやボードゲームではなく、“言葉遊びゲーム”のようなもので、ドラマでは「マジカルバナナ」を取り上げていました(「マジカルバナナ」は1990年代に放送されたバラエティ番組「マジカル頭脳パワー」から生まれた、リズムに合わせて言葉をつなげていく連想ゲームのようなゲームです)。

家族や友だち同士で、楽しく遊びながら、語彙力がついていくのは理想的ですよね!小さなお子さんがいるご家庭は特に、このような連想ゲームやしりとりなどで普段から“言葉”を遊びに取り入れていると、自然とお子さんの語彙は増えていくと思います。

 

インプット&アウトプット

将来的に勉強や仕事で役立つような語彙力をつける方法としては、インプットとアウトプットを繰り返していくことが効果的です。

 

インプットは言葉や情報を頭に入れること。アウトプットはインプットした言葉や情報を使うことですが、このインプットとアウトプットを繰り返すことで、本当に“使える”語彙力が身につきます。

 

この「インプットとアウトプットで語彙力を鍛える」という方法は、言葉に関する著書が膨大にある齋藤孝さんの「語彙力こそが教養である」を参考にしています。本書は大人向けで、ビジネスなどで使える語彙力のつけ方を指南していますが、考え方としてはお子さんの場合でも同じです。

そもそも、親や周囲の大人の語彙がとぼしいと、そんな大人と接している子どもも語彙がとぼしくなってしまうので、ぜひ、お父さん、お母さんも一緒に語彙をインプット&アウトプットしていっていただきたいと思います。

 

【参考文献】

語彙力こそが教養である(角川新書)

 齋藤孝・著 KADOKAWA

 

言葉をインプットする方法

お子さんが言葉をインプット していく方法としては、

  1. 本を読む
  2. 新聞を読む
  3. ドラマや映画を観る
  4. 音楽を聴く
  5. いろんな人の話を聞く

などが挙げられます。

 

1の読書は欠かせない項目だと思いますが、ジャンルは幅広く、物語本から知識本、図鑑、辞書、マンガなどまで、いろんな本で言葉を吸収してほしいです(読書で語彙力をつける方法は、また後日詳しくご紹介したいと思っています)。

 

2の新聞は「読売kodomo新聞」や「朝日小学生新聞」などの子ども向け新聞がおすすめです。大人が読んでも面白く、難しいことがわかりやすく書かれているので大人も勉強になりますよ。

 

3のドラマや映画を観ることでも、いろんな言葉に出会えます。子どもには少し難しそうな職業系ドラマや大河ドラマも、新しい言葉に出会える要素がいっぱいあります。

 

4の音楽では、アイドルやJ-POPなど好きな歌の歌詞からも言葉がたくさん学べます。子どもはよく意味が分からずに歌っていると思いますが、「その言葉、どういう意味?」と聞いてみたり、「この英語はこういう意味だよ」と教えてあげるといいと思います。

 

5の「人の話を聞く」は、普段よく接している家族や先生以外に、祖父母や親戚、親の仕事関係の人などの話を聞くこと。知らなかった言葉に出会え、視野も広がります。今どきのお子さんはYouTubeを観ることも多いと思いますが、それもまた知らない言葉に出会う機会の1つです。

 

言葉をアウトプットする方法

次は言葉をアウトプットする方法ですが、

  1. 音読する
  2. 手紙や日記、作文を書く
  3. ゲームをする
  4. いろんな人と会話する

などが挙げられます。

 

1の音読は、名作や気に入った文章を声に出して読むこと。覚えてしまうくらいに何度も何度も音読することで、語彙がしっかり身につきます。

 

2はインプットした言葉を文章の中でどんどん使っていく作業です。勉強はあまり意識せず、友だちや祖父母に手紙を書いたり、普段から日記をつけることで、覚えた言葉の実際の使い方や自分の気持ちを表現するのにどの言葉が適切か、などが分かるようになります。

 

3は前述にもあるように、連想ゲームやしりとり、クロスワードパズル、なぞなぞ、3ヒントクイズなどの“言葉遊びゲーム”です。語彙力がないとゲームにすぐ負けてしまうので、負けず嫌いのお子さんほど、言葉へのアンテナが敏感になり吸収力もアップするはずです。

 

4はいろんな人との会話で語彙力を磨いていくこと。自分の気持ちの伝え方や、目上の人としゃべる時の言葉の使い方などは、会話の経験を積むことで身につきます。

 

また、家族との会話では、親はお子さんの言葉が出てくるよう質問を工夫してください。例えば「遠足はどうだった?」という問いかけに「楽しかったよ」と返ってきたら、そこで終わらず、「何がどう楽しかったの?」と聞いてみる。「お弁当の時間に友だちと面白い話をしながら食べたのがすご~く楽しかった!」「へぇ~面白い話ってどんな話?」など。子どもが「ヤバイ」「ウザイ」「カワイイ」のような安易に使いがちな言葉を使った時には、他の言葉で言い替えるよう促してみてください。いろいろ考えながら話をすることで、言葉の使い方が上手くなっていきます。

 

以上、簡単に紹介しましたが、参考になりそうでしょうか?語彙のインプットとアウトプットを繰り返して、親子で語彙力をつけていってくださいね。

 

最後まで長文をお読みいだだき、ありがとうございます!

また何かお役に立ちそうな情報があれば、ご紹介しますね。

「ドラゴン桜」から学ぶ『東大合格必勝法・家庭の10ヵ条』と中学受験の場合の『家庭の10ヵ条』

こんにちは!

以前にも紹介させていただいた「ドラゴン桜」。先日の日曜日(5/16)は第4話目でしたが、ご覧になられましたか?気になった点をピックアップしてご紹介しますね。

 

 

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受験生がいる家庭の10ヵ条

今回の注目点は、東大専科に在籍している生徒の母親に対して桜木先生が提示した『東大合格必勝法・家庭の10ヵ条』です。

その内容はというと、

 

『東大合格必勝法・家庭の10ヵ条』

  1. 一緒に朝ご飯を食べること
  2. 何か一つでも家事をさせること
  3. 適度に運動させること
  4. 毎日同じ時間に風呂に入らせること
  5. 体調が悪いときは無理させず、休ませること
  6. リビングはいつでも片付けておくこと
  7. 勉強に口出しをしないこと
  8. 夫婦仲を良くすること
  9. 月に一度家族で外食すること
  10. この10ヵ条を父親と共有すること

 

意外と普通のルール?

どうですか?『東大合格必勝法』というとどんなずごい内容なのかと思っていたのですが、意外と“普通”のことだったり、「えっ、勉強に関係あるの?」ということだったり。とにかく、

「“生活のリズム”や“家庭の雰囲気”を大切にしよう」

というのがこの10ヵ条の趣旨なのではないかと思います。まずはこれらをベースして、あとは自分の勉強をしっかりする、というのが合格への道なのかと。

 

わが家にも大学受験を控えた高3生がいますが、う~ん、半分くらいはできてるかな?という感じです。特に気をつけたいのは、3と7。本人がかなり運動不足気味なのと、私がついつい勉強に対して口出しをしてしまうことが注意点です。10は、父親も一緒にドラマを観ていたので◎。

それから、9の「月に一度家族で外食すること」は、ドラマで桜木先生は「外食じゃなくて旅行でもいい。毎年夏に旅行にいくのが恒例だったら、受験生だからといってやめなくていい」というようなことを言っていました。今はコロナで外食も旅行もしにくいと思いますが、勉強ばかりではなく気分転換は必要。それも、家族と一緒に、いろいろ会話をしながら、というのが理想的なのではないかと思います。

 

中学受験の場合は?

わが家では息子は2人とも中学受験はせず、公立の中学校と高校に通っていますが、もし中学受験をする家庭だったら、上記の10ヵ条はどのようになるのか考えてみました。

 

『中学受験必勝法・家庭の10ヵ条』

  1. なるべく一緒に食事し、一緒に風呂に入ること
  2. 何か一つでも家事をさせること
  3. 適度に運動させること
  4. 毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝ること
  5. 体調が悪いときは無理させず、休ませること
  6. リビングに本(児童書・図鑑・辞書等)を置いておくこと
  7. 勉強の目的や目標を親子でしっかり話し合うこと
  8. 夫婦仲を良くすること
  9. 家族で外出や旅行をし、実体験を積み重ねること
  10. この10ヵ条を父親と共有すること     


赤字部分が、中学受験用にアレンジした箇所です。もちろん、これらをベースにしてしっかりと勉強をしていくことが重要かと思いますが、これは中学受験をしなくても子育ての上で大切なことだと思います。なので、この10ヵ条の別タイトルは、

「賢い子に育てるために家庭で気をつけたいこと」

 

全体としての趣旨は、東大合格必勝法の場合と同じく

「“生活のリズム”や“家庭の雰囲気”を大切にしよう」

というものですが、特に小学生の家庭では

「親子の会話や実体験を大切に」

ということを心がけると、お子さんの学力のベースや考える力なども伸びるのではないいかと思います。

 

学力を伸ばす家庭のルール

中学受験向け10ヵ条の中の6「リビングに本(児童書・図鑑・辞書等)を置いておくこと」は、以前にも過去記事でもお伝えしていますが、東大生のような“賢い”が育つ家のリビングの傾向として言えるようです(もちろん、すべての家庭ではありませんが)。

(過去記事は下記をご覧ください)

 

hasemari.hatenablog.com

 

また、『中学受験必勝法・家庭の10ヵ条』を考える上で参考にさせていただいた「学力を伸ばす家庭のルール 賢い子どもの親が習慣にしていること」では、家庭で学力を伸ばすために大切なことの1つとして、“親子の会話”を挙げています。親は、子どもの話を聞くだけでなく、自分のことを子どもに話したり、ディスカッション(対話)したりすることで、子どもは対等に扱われていると感じ、自己肯定感が育まれ考える力なども伸びる、と。

【参考文献】
「学力を伸ばす家庭のルール 賢い子どもの親が習慣にしていること」
汐見稔幸・著 小学館 
 
 

著者の汐見稔幸(しおみとしゆき)先生は、教育学者で東京大学名誉教授でもあり、進学塾の講師や中高一貫校の校長なども務めた経歴があります。上記の書籍は、発行年が古く手に入りにくいかもしれませんが、今でも充分参考になることがたくさん書かれています。

 

また、参考になりそうな内容をご紹介させていただきますね。

今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

ステイホームで運動不足の人におすすめ!コロナ禍での書店営業と話題のフィットネス動画&本

コロナ禍でいろんな制限があって、何かとツライ毎日ですが、少しでも前向きな気持ちで過ごせますように・・・!

今回は、職場の書店での様子と、ステイホームで人気の動画や「痩せたい人」におすすめの本などご紹介します。 

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書店の様子

現在、私が住む兵庫県でも緊急事態宣言が延長され、いろんな混乱が生じています・・・

 

職場の書店は、緊急事態宣言下でも休業することなく(GW中は2日間だけ臨時休業しましたが)、閉店時間を1時間早めた時短営業の状態で営業を続けています。

11日までは大阪の大型書店や近隣の書店が休業していたこともあり、通常よりも多いお客様が来店され、「営業してますか?」という問い合わせの電話もすごく多かったです。

 

お客様がたくさん来てくださることは有難いのですが、『不要不急の外出自粛』といわれている中、営業することで多くの方が外出され、コロナが蔓延することを助長してしまわないか、と今も悩みながら仕事をしています。

もちろん感染対策はしっかりしていますが、不特定多数のお客様と接するので私たちスタッフも感染してしまわないか不安な毎日です。

もともと、年配のお客様が多く来店される店で、耳が遠くて聞き取りにくいというお客様も結構いらっしゃいます。さらに今はお互いがマスク越しでの会話になるので、なるべく聞き取りやすいよう、はっきりした口調で話すようにしていますが、ついつい声も大きくなりがちに。これも感染予防の観点からすると気をつけないといけない部分でもあります。

 

でも、外出自粛の今だからこそ、「家でゆっくり本を読もう」という方も多く、「休業されると困る」とか「他が開いてないから、開いてて助かったわ」というお声も時々いただきます。引き続き、感染対策をしっかりしながら、書店や書籍を必要とされている方のお役に立てるよう、仕事をしていきたいと思っています。

  

テレビ放送と推し本

先月末のことですが、出版社(KADOKAWA)の方から店に電話があり、まず「営業されていますか?」と質問されました。緊急事態宣言が出ていたので、「はい、今のところ営業しています」と答えると、少し驚いたような様子でした。休業している書店が多い時期だったので、当然、当店も休業中と思われていたようです。

その電話の要件は、「明日(4/27)、NHKの『プロフェッショナル』でYouTuberの竹脇まりなさんが取り上げられるので、竹脇さんの書籍の問い合わせがあるかもしれません。在庫がないようでしたら発注してくださいね」というものでした。(出版社や営業の方からは時々このように、「テレビや新聞で紹介されますよ」という情報が入ります)

竹脇まりなさんは、今、大人気のYouTuberで、自宅で楽しくできるフィットネス動画などを配信されています。上記の本はすべての動きの動画付きで、楽しく簡単にダイエットできると話題の本です。

4/27放送の『プロフェッショナル』は私も見ましたが、人柄も本当に素敵な方で、お友だち感覚で気さくに元気をもらえる方というような印象です。YouTubeにたくさん動画がアップされているので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

 

www.youtube.com

 

痩せたい人はコレ

 今は、「外出自粛や在宅勤務で運動不足」「お出かけできなくて楽しみがないから、家で食べてばっかり」という人も多いんじゃないでしょうか?

 

そんな方に、当店でも売れているダイエット本をご紹介します。

『はじめてのやせ筋トレ』

とがわ愛・著 KADOKAWA

金スマ』で紹介され話題になったダイエット本で、初心者向けにイラストでわかりやすく書かれています。体を引き締めるのに必要な「やせ筋」を狙った簡単トレーニングだけを紹介していて、自宅で気が向いたときに10分あればできるものばかりです。

 

DVD付きがとにかくよく売れていて、入荷するとすぐに売り切れてしまいます。自分のダイエットだけでなく、お子さんと一緒に運動がてらに取り組むのもいいですね。

 

以上、今回は職場の様子と話題の動画&本を紹介させていただきました。

長文をお読みいただき、ありがとうございます!